獅子の瞳が輝いて

バンダイ
ULTRA-ACT
ウルトラマンレオ
2011年5月発売
定価 :3675



…あそこに沈む夕日が私なら、明日の朝日はウルトラマンレオ、お前だ!


獅子座L77星と呼ばれる故郷の星がマグマ星人により破壊され、地球に移住。
地球で地球人おおとりゲンとして平和に暮らしていたが、宿敵マグマ星人が現れ
タロウの代わりに地球防衛に就いていたセブンがピンチになった時、姿を現した。
戦えなくなったセブンから指導を受ける未熟の戦士ながら、第二の故郷地球を守るため戦った。

「ULTRA-ACT」の昭和ウルトラ戦士としてはセブンに続く三人目。
技術的にも初代からほぼ一年ということで、蓄積された物が感じられます。
しかし、足の関節が干渉してまっすぐ伸ばせないという点が非常に惜しいです。
(クリックで拡大)


可動範囲はかなり広く、また足を大きく広げても接地性もバッチリです。
足首には新開発のジョイントが使われている模様。


レオの宇宙拳法の構えはほぼ取る事が出来ます。


顔もかなりレオしてます。
それにしても、いつ見ても複雑な頭部形状です。
幼少のころはよくウルトラマン描いてましたが
レオ兄弟とエースの頭部形状はついぞ上手く描けませんでしtた。


アームブレスレットは別パーツなので外せます。
外す事前提でないので若干跡が残ってたりブレスレット固定の凹みが
あったりするのですが、気分だけでも初期レオを楽しめます。


じゃーじゃじゃじゃじゃじゃじゃーじゃー(真紅の若獅子)。


変身時の交差っぽく。


レオと言えばバク転側転宙返り。
メビウスでも飛んで跳ねてぐるぐる回ってしてました。


付属品・レオヌンチャク。


劇中での登場は一回だけで、それも工場の煙突を
超能力でヌンチャクに変えたという物。かつほぼ有効打は与えられないまま壊される。
それでもレオのイメージでは強く残ってるのか、よく附随していますね。


レオキック用のエフェクトパーツが付属。
足を挟み込む形で付けます。
本編のレオだと足先が発光しているイメージですが、
近年の作品は炎をまとったキックとしてのイメージで再現されています。


レオパンチの燃える拳も付属。


拳に挟みこむ形なのでゼロにつけて「俺のビックバンはもう止められないぜパンチ」が再現できます。
もちろんゼロキックも同様に出来ます。


シューティングビームポーズ。
もともとレオは開始当初ほとんど光線技が使えず
体術で補う形だったのでとどめ技も格闘技が多かったのですが
後半は戦士として成長した事で光線の技術も上がり
使用が増えました。でもエフェクトパーツはナシ。


カラータイマーももちろん赤が付属。
レオは負ける→特訓してリベンジのパターンも多いので
やられる様は堂に入っています。

以下アクションいろいろ。


メビウス時意識。ハイヤァーッ


じり……じり……(以下しばらくマグマいじめ)




(執拗なサーベルへのチョップ)

(ドキャキャキャキャキャ)

ウルトラマーンレー(キック命中と共にBGM停止

「その顔は何だ! その目は! その涙は何だ!
お前の涙でこの地球が救えるのか!?」

「お前はまだ小手先の強さしか信じていない…
そんなものは本当の強さじゃない!」

近年は後進のウルトラ戦士を厳しく導く師匠ポジションが
確率されつつあるレオです。真夏氏の演技も相まって
実に迫力充分な師匠になっています。


「逃げるな、逃げるんじゃない! そのまま向かってこい!」
「隊長ぉーっ! お願いです、やめてくださぁぁぁい!!」

そんな彼も昔はセブンに(必要以上に)厳しく鍛えられていました。





同じシリーズのセブンのアイスラッガーを持たせれば
漫画版最終回の辺りをイメージ出来ます。


映像作品ではいまだきちんと並びたって共闘した事がない二人。
(メビウス外伝超銀河大戦、てれびくんのDVDなどでは
新撮での共演はあるのですが、きちんとした媒体ではないので…)
いずれ共闘する映像を観たいものですが……。


最初のセリフはセブンよりレオに送られたセリフです。
第一話でセブンが再起不能になるまで叩きのめされてしまう
衝撃の始まりであり、戦えなくなったセブンがレオに全てを
託した印象的なセリフです。


昭和ウルトラマンでも随一の格闘派、ウルトラマンレオ。
そのアクションフィギュアということで、予想以上に
動かしていて楽しいものです。
最初でも述べましたがシリーズとしてはほぼ一年
目のもので、手首交換の容易さ、関節のテンション、
可動範囲など、ほぼ申し分ない出来に仕上がっています。
レオが好きな方、おすすめですよ!

一昔前はレオと言えば「六兄弟の次」ということで、
こうしたアクションフィギュアなどのシリーズも
六兄弟や平成組が優先で彼らが出たらシリーズ終了、など
あらゆる面で今一歩の扱いを受けていたのですが、
近年の劇中での活躍ぶりも手伝ってか、非常に厚遇されています。
いやー、ゼロOVでのマント姿超カッコイイんですよ…。

ULTRA-ACTとしては、5月現在魂ウェブ限定で
弟であるアストラが受注中です。

さて、ACT担当のインタビューでは
2011年はティガ、レオ、帰ってきたウルトラマンが
中心とあったので、次に来る昭和ウルトラマンは……?
今後に期待です。