光の国からぼくらのために
バンダイ
ULTRA-ACT
ウルトラマン
2010年6月発売
定価 :2960 |
――ウルトラマン! お前は地球人なのか、宇宙人なのか!?
「両方さ。貴様のような宇宙の掟を破る奴と闘うために生まれてきたのだ」
M78星雲にある光の国の宇宙警備隊所属。護送中の宇宙怪獣ベムラーを追って地球へ飛来。
その際、科学特捜隊のハヤタ隊員と衝突し、彼の命を救うべく自分の命と力を彼に与える。
地球に留まった彼は地球を襲う侵略者、凶悪怪獣と戦った。
そして地球と地球人を愛した彼は、以後も地球を見守り続けている。
バンダイの新ブランドアクションフィギュア「ULTRA-ACT」第一弾。
「S.H.フィギュアーツ」などで蓄積された技術を使っているため、
従来のウルトラマンのアクションフィギュアとは
可動面、プロポーションなど大幅に向上しています。
(クリックで拡大)
第一弾であるウルトラマンはその特徴でもある猫背のファイティングポーズを取る事を
前提に開発されているため、非常によく背中を丸めることができます。
(クリックで拡大)
可動範囲も後のシリーズに比べても格段に広く、大きく開脚できます。
サイズも同社から発売されているソフビ人形と合わせているので、
怪獣のソフビ人形があればぐっとプレイバリューが広がります。
(写真のバルタン星人はULTRA-ACT)
飛行ポーズを取ったときの自然さも重視されているので、
前述の猫背と同様、反りも充分に行え、首もしっかり前を向けます。
初代の飛行ポーズの特徴である手を前に揃えるのもらくらくです。
顔はいわゆるCタイプ意識ですね。
手首パーツも豊富。握りこぶし。テレポート前風。
スペシウムアタック光線風。
非常に優秀な可動範囲なので、腕組み、あぐらかきもお手の物です。
そしてバラエティ番組やCMなどでもよく出演するウルトラマンはこんなポーズしても
違和感ないどころか似合うなあーなんて考えてしまいます。
大きく開いた手。
平手。
八つ裂き光輪も付属。ただし手のひらについて取れません。
近年だとこのまま相手をぶった切ったりしてるので別に困らなくもないです。
「ヘアッ」
また、カラータイマーも青と赤が付属。
ピンチの演出にはかかせません。
スペシウム光線も付属。
長年ウルトラマンの玩具は出ていますが、こういった形で
光線のエフェクトが付属することは滅多になく、そういった意味でも
このULTRA-ACTの新しい挑戦をしようという意気込みを感じます。
近年の映画で装備している、ウルトラ六兄弟のみに贈られたブラザーズマントも付属。
結構重いのでアクションはおろか立っているのでやっとです。
でもあると嬉しい……そんなパーツ。
以下アクションいろいろ。
なんか本編中はよく目潰しされてた印象が強いひと。
メフィラスとかザラガスとかキーラとか…
放送当時はプロレス人気が高かった為、ウルトラマンも投げ技やチョップで戦う印象が強いです。
アクションベースがあれば対ベリアル戦の三次元アクションスペシウム光線も再現可能です。
……よい時代です。いろんな意味で。
1966年以来日本に生まれてきた男の子が多分一度は取るであろうポーズ。
ウルトラ銀河伝説でもっとも好きなシーン。
初代とセブンの並び立ち大好きなんですよ。
ひっつかんで
ぶん投げる! 投げてばっかりの印象のウルトラマンです。
ちなみに最初のセリフはメフィラス星人の問いかけですが、
本来は「人間なのか、宇宙人なのか」というセリフです。
わかりやすくちょっと改変しましたが、
ウルトラマンのセリフでは一番好きなセリフです。
今でこそウルトラ戦士は色々悩んだりしてますが、
このウルトラマンは超然とした存在で、その一端がこのセリフです。
自分の使命を迷うことなく言い切る…憧れる!
ウルトラマンのアクションフィギュアというとどうしても可動軸などで
躊躇してしまっていたのですが、これは極力違和感の出ないように作られている初めてのもので、
一目見て惚れ込んでしまいました。特に、肩の可動軸なんかは出来る限りボディのカラーを
破綻させないように努力が見られて動かすたびに「やりおる……!」と感じさせられます。
発売当初は可動部分が非常に緩く、その点が問題視されていましたが、
バンダイに連絡することで関節がしっかりしたものと交換が可能です。
また、2011年5月に再販があるので、そちらも関節がしっかりしたものとなっているはずです。
過度な装飾もないので後発のウルトラ戦士と比べても
格段に可動範囲が広いので、ぜひ一度お手にとって遊んでもらえると嬉しいです。
ULTRA-ACTシリーズはウルトラ戦士一人に対し、必ずその相手役も
ラインナップされているので、今後の展開が非常に楽しみであります。
ちなみに。
2011年5月に再販されたので買ってみました。
左がレビューに使ってる初版(素体交換済)、右が再販です。
関節が硬くなっております。
わかりづらいと思いますが、初版よりも若干赤が朱色だったのが緋色に近くなっております。
跡は足の裏の生産ロット穴の変更を確認しました。
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