ぼくらは「それを知っている」。
コトブキヤプラスチックキット
メダロットDSシリーズ
No.01
KBT-10M ガンノウズ
2011年4月発売
定価 :3150 |
2032年の最新型KBTメダロット。
これまでのメダロット社製のメダロットと違い、頭部がナパームになっている。
シルエットとしてはサイカチス(イセロス)を引き継いだものに思えるが、
随所にデコトムと近い意匠を感じる部分もあり、確かに従来のKBTからの発展機という印象をうける。
2010年5月に発売したメダロットDSのカブトバージョン主人公機。
メダロットの量販立体物としてはほぼ10年ぶりに近いリリースです。
ゲームが3DCGのもので、立体的に楽しいデザインをしていたので
手に取ると改めてそのデザインが理解でき、感動もひとしお。
色分けはほぼ完璧で、特に上半身は基本的に手を加えずともイメージそのままです。
逆に、下半身はいくつかワンポイント的な部分の色が足りないところもいくつか。
(クリックで拡大)
カメラはクリアパーツで出来ていて、下のメカ部分が見えるようになっていて、
漫画で時折内部メカが微妙に見える演出が再現されています。
しかし、無改造だとパッと見で目が見えづらいです。
差し替え部品それぞれ。
ハンドパーツが
開き手、握り手、力の入った開き手。
目が右から順に
起動前、怒り、笑い、通常。
目はほるま先生描きおろしとか。
可動範囲はこんな感じ。一足立ちもなんのその。
「できた!」
スッ
「ふん!」
「よぉく見ろ!」
付属品として原寸大カブトメダル型スタンドがあり、
そこに「ガン」のセリフがプリントされた吹出しを挿し込むことが出来ます。
セリフの他にゴーフバレットもあるので切り取って的に出来ます。
このセリフ、よく見るとゲーム版の「ガン」のセリフは一切ないので、
余った空白の吹出しに自分で書きこむのも一興です。
「やー」
というわけで、漫画版で印象的なアクション再現もほぼ行える感じです。
メダルカバーの開閉、メダルの装填が出来ます。
メダルの再現は過去デュアルモデルでもありましたが、
メダルストッパーを再現した玩具は史上初で感動を禁じえません!
メダルの色は黒なので色をぬらないとちょっと寂しいかもです。
上でもちょこっと使ってますが、右腕、左腕用のエフェクトパーツが付いています。
これがあると臨場感が増えてイイですね。
いっせいしゃげき!
上半身の可動は優秀なのですが、下半身は股間があまり開けず、
足首があまり可動しないので大きく足を開いて腰を落とす、という事が出来ません。
ので、若干このポーズも締まりないです。
次のメタビーは特に腰を落とすポーズが大事なので、期待しましょう。
また、右腕はスプリングギミックがあり、弾丸発射が可能です。
股間につけて各種アクションベースに接続出来るパーツも付いているので、
アクションベースなどがあればこういった空中からの…と行った状況も作れます。
まあでもKBTがぴょんこぴょんこ空中発泡というイメージもあまりないので、
こんなんに使う方がそれっぽいですね。
メダロットは基本、末端肥大な印象が強く、
ガンノウズは歴代KBT中でも右腕左腕がアンバランスなので
大仰なポーズがよく似合ってカッコイイです。
でも正直、かっこよさより可愛さの方が勝るなあ……と常々思います。
カッコイイだけのロボットだったら自分は今頃こんなサイトやってないでしょう。
くそっ、パーツを組み替えて反撃…あれ?
と、組み換え前提なこともあってか右腕左腕の接続が同じなので
ガンノウズが二体あればこんなこともできます。
ということは、ロクショウが出れば両腕チャンバラソードのマッハマッシヴ再現が…
そういうわけでうちの二人目のガンノウズさんです。
合わせ目消し、部分塗装、つや消しだけ行ってます。
右腕のスイッチも埋めてあります。
この写真でもわかりますが、仕上げとしては大分荒いです。
しかし今の自分の実力ではこんなところで…。
目はカメラ部分をシルバーで塗ったため、無改造状態よりはずっと目がはっきり
見えるようになっています。
(5/3追記)
肩のモールドを削ってパーソナルマーク的に
GRマークを入れました。これで名実ともにオラだけのガンノウズ…オラノウズ!
また、三体買ったので表情もいくつか作ってみました。
写真だとちょっと見づらいですが、実際に手に取るとここまで見づらくはないです…
左から丸目、ジト目、困り目。
劇中のガンの表情はほぼカバー出来るようになりました。
たーのしーなー。
組み立ては非常に容易で、難しい点は特になく、あるとすれば
手のひらがそれぞれ2パーツを組み合わせて出来ていますが、
それの嵌め合わせが上手くいかないくらいです。
二体目はなんと解説書を一切見ずに組み上げました。
理由としてはもちろん、自分がメダロッターでどこが何の部品か
パッと見でわかるのも一つですが、
メダロットという素材の良い意味でのシンプルさ、
それによるパーツ構成のシンプルさが組みやすさにつながり
簡単に覚えられるたのだろうと思います。
数年ぶりのメダロット立体物、それも原型師が
生粋のメダロッターで随所に拘りが見られます。
なにより、ほるまバランスそのままを意識した立体化
(関節部分が「やわらかい素材」というのを意識した、等)は史上初と言ってもよく、
更にパッケージアートもほるま先生。
小学生のころ、アリイというメーカーからプラモデルが出ると聴いたときに
思い描いた理想のプラモが10年の時を経てようやく手に入りました。
厳密に言えば、本当のそれが手に入るのは6月、次弾のメタビーなのですが。
腕に覚えのある方は色を塗り替えて月メダロットの再現をしてみるのもいいかもしれません。
今後のシリーズとしては、次回が6月発売のメタビーで、以後は今のところ情報ありませんが
売り上げ次第で続きが出せるともちょこっと聴いたので、
ぜひメダロッターのみなさんは次に繋がるためにもひとつ!
マーサイモラン組みたい!
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